こんにちは。採用担当の多田と申します。
今回は、新卒新入社員による輪読会の様子をご紹介いたします。
テコテックでは、エンジニアが主体となり、頻繁に輪読会を実施しています。昨年実施した「新卒輪読会」が参加者間で好評だったことから、2023年入社の先輩が主導し今年も実施することにしました。
システム設計やコーディングの基本について、より深く学ぶことを目的に、【リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック】を教材として活用しました。
教材となる書籍は、会社の福利厚生である「書籍代購入サポート」という制度を利用して入手。社員であれば、学ぶための書籍を気軽に入手することができます。
参加者は2024年の新卒新入社員13名に加え、2023年新卒入社の先輩社員6名で、以下のルールのもとで進められました。
・事前に課題図書の決められたパートまで読んでおく
・原則オフラインで実施する
・毎日30分間で感想の共有とディスカッションをする
・進行や議事録は2024年の新卒社員を含めて全員の持ち回りで行う
・先輩社員は新卒社員が適切に役割を担えているかサポートを行う
・意見交換の場では批評・批判はしない
初回のキックオフは全員で顔合わせを行い、輪読会の目的や進め方を共有し、2回目からは2チームに分かれ、約3週間に渡り行いました。
最終回に人事担当の私も参加し輪読会の様子を見させてもらいました。
各自の感想に対して活発な意見交換が行われていて、新しい技術を学ぶことへの熱気と和気あいあいとした雰囲気で盛り上がっていました。
先輩社員からは、普段の業務で時々やってしまう癖や失敗、日々気を付けていること、また熟練の先輩から受けたアドバイスを共有したりと、約1年間の業務経験から学んだことを、惜しまず後輩社員に伝えようという意志も伝わってきました。
特に印象に残ったのは、「レビューで指摘されても落ち込まないでください。自分とコードは同一じゃないので、人格否定や勉強不足だという意味ではないということを覚えておいてほしいです。」という先輩からのアドバイスでした。
これから新卒新入社員が直面するであろうことを、先回りして安心させている姿を垣間見ることができました。
また、新卒新入社員からも先輩社員へ積極的に質問をし、すでにフラットで風通しの良い関係性が築かれているのが伝わってきて、輪読会はコミュニケーションを良好にするものだと実感しました。
最後に私からも、「来年以降もぜひ続けていってほしい。テコテックの良い文化にしていってもらいたい。」というメッセージを伝えました。
テコテックでは、新卒新入社員以外でも社員の育成や知見の共有などを目的に様々な勉強会や輪読会を自主的に行う活動が広がっています。
テコテックのエンジニアや技術、取り組みに興味を持っていただけた方は、是非テコテック開発者ブログをご覧ください。
また、当社では積極的にエンジニアを募集しています。ご興味をお持ちいただけましたら、採用情報にて詳細をご確認下さい。
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